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「楽しく仕事するにはどうしたらいいか常に考えていたいよね」という未来志向コラム

言葉の壁

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大迫正治さんのblogエントリ、
「ユーザー参加型Webサービスに見る言語の壁と日本の未来」
http://blogs.itmedia.co.jp/repedant/2007/05/web_1a3b.html

なるほどなと思わされました。

webの世界においては多言語対応にはコストがかかりますから
どうしても多勢に無勢となるのでしょう。
その点どうしても日本は不利になります。
Internetによって距離の壁、機会の壁が低くなり、
変わりに言葉の壁が再認識されてきたということでしょうか。
とりいそぎ日本では英語教育の見直しが必須なのではないかと思います。

言語という点で考えると、
ポップミュージックにおける言葉の壁は
低くなっているのではないかなと思える例が最近多いように思います。
Corneliusは日本語交じりのアルバムを世界でヒットさせているし、
日本での公演と変わらないセットリストで世界ツアーを回ったりしています。
先日Pillowsという日本のバンドがラジオで
「海外ツアーをやっていつもどおり日本語でうたっても
現地の人たちもみんな日本語で歌ってくれる。
片言の日本語でうたってくれる姿を見ると言葉の壁ってそんなにないんだなあ」
なんてことを話していました。
音楽、特にLIVEでは一体感や が重視されるので、
歌詞を厳密に理解する必要はないのでしょう。

以前は日本のミュージシャンが海外で活躍しない(できない)理由として、
ミュージシャン自身や音楽ジャーナリズムが「言葉の壁」をあげていることが
一昔前までは多かったように思いますが、
その辺は変わってきているのかも知れないですね。

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