面倒くさがる才能
会社でもプライベートでも面倒くさがりだと思われている私ですが、
実際のところかなりの面倒くさがりです。
とくに繰り返し同じことを行なうのがとても苦手です。
人間には
- 同じことをじっくり時間をかけて技を磨いていくタイプ
- 直感と発想で新しい境地を切り開いていくタイプ
と2種類ああるとすると、
私は確実に後者であると自負しています。
#どちらでも無い無能力なタイプというのもいるかと思いますが
#それでは無いということにしておいてください。。
#勝手ですみませんが話が進みませんので。。
上記例で行くと
(よく言えば)前者は職人、後者はアーティストといえるでしょう。
後者は
「それだけこつこつやっていれば楽しい」
というものをもたないかわいそうな人だともいえます。
私はどちらが優れていると思いませんし
どちらにも優れた人間はたくさんいるのだと思います。
人それぞれですから。
面倒くさがりであるという欠点を自覚している私ですが
「面倒くさい」にも品質があると考えています。
判断基準は未来があるか無いかです。
●パターンA
面倒くさい
↓
だからほうっておこう
と
●パターンB
面倒くさい
↓
だから次からは楽になるように考えてみよう
では同じ面倒くさがりでも天と地ほどの差があります。
パターンBの面倒くさがりは何も生みません。
それはどこまでも怠惰であり
ある種のニヒリズムでもあります。
#世の中にそういう面倒くさがりが
#なんと多いことか!!
面倒くさいと思うことはある意味発明の母でもあります。
今の業務で言うと発明とまでは行かないですけど、
改善の母といったところでしょうか?
IT屋としては必要なスキルであると思います。
人類の歴史の中で、
偉大な発明をした皆さんのうち何人が
面倒くさがりだったのかは知りませんが
結構いるのではないでしょうか?
面倒くさがることもある種の才能と言えなくも無い。
勝手な理屈でしょうか?
「未来志向の面倒くさがり」でい続けたいと思っています。