オルタナティブ・ブログ > 夜な夜な海外ネット >

海外技術の勝手なコメント及び海外技術者との交流情報

これまで、これから

»

市場を新規開拓するには3つの要素の連動が必要だ。以前、開発者から協力を得て日本のフリーウエアの英語版を作成して、海外の雑誌などで紹介していたが、その時に分かったことは、活動を発展させていくには資金が必要だということだ。GNUの運営しているオープンソースファンデーションさせ募金に頼っている。しかし日本ではこのような寄付と言う概念が薄いので、資金調達のために、別の組織を立ち上げることが必要だ。

日本の漫画家は世界で通じる人が多い。しかし一般的にいうと、日本のコンピュータ関係技術は遅れている。欧州ではコンピュータ技術が発展したが、海外の技術を真似したり、ただ国内で逸早く利用することだけを考えている日本では発展が遅れた。少し前まではインドや中国は日本よりも遅れていたと思われていた。しかし、現実には米国のコンピュータ関係の研究所には今はインド人や中国人で溢れている。両国とも人口が多いため、開発などで安く使える人もいるが、先端の技術者も多くいる。残念ながら、これに比べて日本では他人が作った技術をただ利用するだけの「技術者」が多い。しかし、インターネットが普及した今、技術サポートはインドなどで行った方が安くできる。日本で行う必要があるのは、新技術を開発している人たちとその研究を集めて、それらをもう少し見えるようにする仕組みだ。

最後に技術の成果物を評価してくれる人が必要だ。ユーザグループや書籍/記事なので技術を紹介して反論や評価を得る。

前回は漫画販売、RingServer(http://www.ring.gr.jp)で研究紹介サイト(現時点では閉鎖)、XMLグループ参加/書籍と記事の執筆活動を行っていた。

今回はSOAをテーマにして活動を行っている。これからの日々の活動内容をこのブログで書いて行く予定である。

Comment(0)