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会社がなすべき当たり前のこと、人がなすべき当たり前のことでありながら、多くの人ができていないことを、いかに行うかを考えるきっかけになればと思います。高杉晋作の辞世の句でもある「おもしろき こともなき世を おもしろく」をブログ名に、日々普通に起こっている会社や社会での出来事を、いかに考え対応すべきかという視点で書いていきたいと思います。

「根拠のない自信」を持つということのプラス効果

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家入一真さんが「根拠のない自信」について述べられています。

http://blogos.com/article/53493/

この「根拠のない自信」というのは非常に重要で、
僕は、新卒研修でも自分の部署の社員にも必ず話していることです。
この「根拠のない自信」というのはどういう効果があるかというと、


1)"何でもできる"と脳が勝手に思い込む。

2)やらなければならない状況に自分を追い込む。


この2つが非常に大きな効果となり、周囲だけでなく、自分に返ってきます。

1)"何でもできる"と脳が勝手に思い込む。

"何でもできる"と思い込む、脳に焼き付ける、
刷り込むということは、本当重要です。
ビジネスの現場でも、ルーチンワークは問題ないとしても、
初めてのことに対して、いかに対応するかが、その人の能力、評価に関わってきます。
"何でもできる"と思い込めば、「できる・できない」という問題から、
「どうやってやるか?」という問題に変わります。
これが一つ目の大きな効果となります。
だから、常に仕事の受け入れ態勢ができている状態になり、
上司からの信用・信頼もついてきます。


2)やらなければならない状況に自分を追い込む。

また、「やらなければならない状況に自分を追い込む」つまりは、
背水の陣をひくということも、実は非常に大事なことになります。
人間は、何かと逃げる習性があります。
やらなくても済むならやらない、
何とかやらなくてもいい言い訳を考えるということは、
ついついやってしまったことは誰でもあるのではないでしょうか?
そういう弱い自分をなくすためにこの背水の陣をとることはオススメです。
これは、自分で思うだけでなく、声に出して、
人に宣言してしまうということがポイントです。
宣言してしまえば、やらなければ、
嘘つき野郎になってしまいますから、これまたやるしかなくなります。
これも、同じく、上司からの信用・信頼がついてくることになります。


しかし、これら二つは決して上司受けするためではなく、
自分の能力を飛躍的に高めることに、必ず大きな効果をもたらします。
そして、例えば、消極的な性格の人も積極的な性格に徐々に変えていくことでしょう。



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