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アシモフの名作の映画化が進行中。でも...

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 アイザック・アシモフが1942年に第1作を発表した「ファウンデーション」シリーズ、別名「銀河帝国衰亡史」シリーズといえば、誰もが知ってる名作SF。「ローマ帝国衰亡史」にヒントを得て、銀河帝国の崩壊と再生を描く壮大な物語だ。その映画化はずっと前から何度も企画されている。

 そして、実は現在も映画化企画が進行中。2009年に初期3部作の映画化権を手に入れたのが、コロムビア映画と、あの大作映画監督、「2012」「デイ・アフター・トゥモロー」「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ。この監督だけでも原作ファンは心配になったが、ここにきて新たに脚本についてのニュースが浮上。これがまたファンをさらに心配させている。

 本作の脚本は、以前はスピルバーグの第二次大戦ドラマ「プライベート・ライアン」のロバート・ロダットが書くと言われていたのだが、彼が降板。代わりに脚本を書くのが、ダンテ・ハーパーになったという。

 この人物の正体がよくわからない。というのも、このダンテ・ハーパー、プロダクション・マネージャー作は44作もあるのだが、これまで書いた脚本は、来年3月に全米公開になる「ヘンゼルとグレーテル」の再起動版「ヘンゼルとグレーテル:魔女ハンター(Hansel and Gretel: Witch Hunters)」1作のみ。この映画は「ザ・タウン」のジェレミー・レマーと「タイタンの戦い」のジェマ・アタートンが共演と、キャストはそれなりにビッグなのだが、監督が「処刑山 デッド・スノウ」のノルウェー監督トミー・ウィルコラ。ちょっとどうなのか分からない作品なのだ。

 とはいえ、ダンテ・ハーパーは、この作品の公開を待たずに、米ワーナー・ブラザースが配給する桜沢洋のライトノベル「All You Need Is Kill」の映画化作の脚本家にも抜擢されている。好意的に受け止めれば、冒険的な作品に向く脚本家、ということなのかもしれないのだが。

 とりあえず、「ヘンゼルとグレーテル」が公開されるまで、原作ファンの心配は続きそうだ。いや、脚本がすごくよかったとしても、もうひとつの心配はなくならないか。


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