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ハリウッドニュース補完計画12:アリスの次は「白雪姫」。今回のヒロインは継母?

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 ティム・バートン監督が独自の解釈で描いた「不思議の国のアリス」が大ヒットして、さっそく大人になった「ヘンゼルとグレーテル」てな珍品も製作進行中だが、注目なのは2つの企画が進行中の「白雪姫」の映画化。どちらも白雪姫より先に、姫の継母になるお后のほうが先にキャスティングが決定したのが気になるところだ。

 ユニバーサル製作の「白雪姫と猟師」Snow White and the Huntsmanのお后役は「ハンコック」「ザ・ロード」のシャーリーズ・セロン。リアリティ・メディア製作の「グリム兄弟:白雪姫」The Brothers Grimm:Snow Whiteのお后役は「食べて、祈って、恋をして」のジュリア・ロバーツ。大物女優がこの役ってことは、今回の「白雪姫」は姫よりも継母のほうがドラマの主人公なのかも?

 そこで思い出すのは、「アバター」「エイリアン」シリーズのシガニー・ウィーバーがお后を演じた「グリム・ブラザーズ/スノーホワイト」(97)。この映画はお后のほうが善良で、白雪姫の実母のほうが邪悪な存在だったという新解釈だった。この映画がある以上、今回の2作はもうちょっとヒネッた解釈にしてほしいものだが、さて。

 ちなみにシャーリーズ・セロン版は、白雪姫が「トライワイト」シリーズのクリスティン・スチュワート、狩人役が「ザ・ロード」でシャーリーズと共演してる「ロード・オブザ・リング」シリーズのヴィゴ・モーテンセンと、キャスティングはちょっと豪華だが、監督はCM出身の新人ルパート・サンダース。

 一方、ジュリア・ロバーツ版のほうは、他のキャストは未定だが、監督は「落下の王国」「ザ・セル」のターセム・シンで3D映画にする予定そうなので、ビジュアルはかなり派手そう。

 どうせだったら同時期に公開してもらって、その違いを見比べたい。
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