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安住財務大臣が、軽くて頼りなく見えるワケ

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今度の野田内閣で、安住淳衆議院議員が財務大臣として入閣を果たした。
しかし、安住財務大臣に対して、
「頼りない」「軽い」と感じている人々も少なくないのではないだろうか?

この理由は、私が考えるところ、
氏の発言内容はさておき、氏の振る舞いやパフォーマンスにも
その原因の一端があるように思われる。

そこで、氏の振る舞い・パフォーマンスを
イメージコンサルティング的に分析してみることにしよう。

では、まず安住財務大臣の大臣就任会見の動画を見てみよう。
長い動画なので、とばしとばしでもいいのでご覧頂きたい。
http://www.youtube.com/watch?v=wGBGqFET1Vk

動画の設定で埋め込めないのは残念だが、
次の点が気になるところである。

1.礼が頭を突き出す形になっている
まず壇上に上がる際と演壇に立ったときに礼をしているが、
頭を突き出す形になっている。
このような形で礼をすると、
いくら腰を折っていてもきっちりお辞儀をしているように見えないし、
しょぼく見えて格好が悪い。

2.色々と動きすぎである
所信を表明している最中、質問を聞いている最中、質問に答えている最中ともに、
ちょこちょこと顔や体の向きを動かし過ぎである。
おそらく、記者達を順々に見回しているつもりだろうが、
何度も同じ方向を繰り返しみていることが多い。
これでは落ち着きが感じられず、聴衆の信頼を得ることは難しいだろう。

3.話すのが早すぎる
それほどひどくはないが、少々話し方が早すぎるようである。
また、話の段落と段落に間がなく、
だらだらと話している感じを受けてしまう。
このような話し方では、聴衆はいつこの話題が終わるのかわからず、
疲れてしまうのである。

4.妙に笑いすぎである
時々吹き出したように軽く笑っているが、これがあまり良い印象を受けない。
また、ジョークぽい部分の発言では、記者達に受けていないのに
自分が先に笑っている。
ジョークを言う方が先に笑ってしまうと、聴衆は引いてしまうばかりである。

5.声が徐々にうわずってくる
会見の最初の方は、低い抑えた声で話しているが、
質問に答え始めると、徐々に声がうわずり始める。
特に、気持ちが入って声が大きくなるとよりうわずる傾向がある。
うわずった声は、説得力を持つことが難しい。
相手を説得させるには、
低く抑えた声の方が有利なのである。

6.髪の毛がボサボサに見える
天然パーマなのか髪の毛が多いだけかよくわからないが、
髪の毛がふくれあがりボサボサで子供っぽく見える。
たとえば、髪の毛を短くしてみるとか、
オールバックにするとかすれば、また印象も変わるだろう。

7.基本的に体が小さく童顔である
体の小さいことや童顔は、基本的にはどうしようもないことだが、
それだけに上記に記した1~6をより気を付ける必要があるのだ。

ちなみに、野田内閣で同じく入閣を果たした
安住財務大臣と同世代の玄葉光一郎大臣の所信表明演説の様子を見てみよう。
http://www.youtube.com/watch?v=D-XyirMr34Q&NR=1

安住財務大臣とは対照的に違うことに気づいて頂けるだろうか?
これらを見る限りにおいては、
明らかに玄葉大臣の方が説得力がありしっかり者に見えるはずである。

読者においても、商談の際、プレゼンの際などにおいて、
是非参考にしてもらいたいと思う。

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