遊牧民のように働く「ノマド・ワークスタイル」
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最近、オフィスを持たない会社や、フリーランスで仕事している人が、インターネットベンチャー界隈に増えてきていると聞く。そういえば、そういう知り合いが何人かいる。心当たりがある。
そういう人たちが、例えばスターバックスやルノワールのようなカフェで、ノートパソコンや、無線LAN、データ通信カードを使ってインターネットに接続し、仕事をする。そのようなワークスタイルを、ラクダを駆って砂漠を移動する遊牧民に例えて「ノマド・ワークスタイル」と言うらしい。面白い仕事感覚だと思う。まぁ、営業をやっている方にとっては、特に変わったことではないかもしれないが、大きなデータを扱うプログラマーや、デザイナーがそのように働いているところが、驚きに値するんじゃないかと思う。確かに、オフィスは家賃がかかるし、来客があるような形態の仕事でない限り、要らないに等しい気もする。しばらく「ノマドワークスタイル」にちょっと注目してみよう。
また、ニューヨークに行った際、出会った方には、自宅勤務をしているが、ネットワークで住んでいる国が違う人同士繋がり、組織を形成している人もいた。「ネットワークの上で仕事をする組織」が、既にいろんなところで誕生しているかのようにも思える。WordPressをサポートするAutomattic社は、30~40名の従業員が自宅で作業を行い、年に数回だけ会社として集まるという会社。そういう働き方もアリかと思う。
ノマドワークスタイルを実現するための(無料)クラウドサービス 12選
写真:Andries3
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