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そろそろ、大学院2次募集の試験日 その1

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 そろそろ、大学院入試の2次募集の試験日も近くなっていると思う。このところ、受験直前の対策を聞かれることも増えた。私の場合、特に何もしなかった(というか、何をやっていいかよくわからなかった)が、気になる方へのアドバイスとしたい。

 社会人向け大学院と一般の大学院の両方に行ったが、入試科目は次の3つ。(普通のサラリーマンなので、無論、自費。お財布事情もあるので、国立です。)

・ 筆記試験:英語
・ 筆記試験:選択科目(小論文と指示されていることもある)
・ 口述試験:研究計画 概要説明

 まずは、英語から。最近では、TOEICやTOEFLのスコアの提出にて代替されていることも多い。入試の際の点数は内部の換算表があるらしいが公表している場合とそうではない場合がある。いくつかの大学院を見ると、概ね720点ほどあると筆記試験は満点換算のようだ。600点程度あると安心だろう。(が、入学後、英語の文献なども読む機会も増えるので、結果的には勉強したほうがよい。)

 筆記試験がある場合は、過去(半年前くらい)に発行されている英語のニューストピックからの出題が見られる。今更、英単語を覚えても、無駄であるし、高校生ではないでの、文法を勉強しても仕方がない。A4で2〜3ページくらいのニュース記事が、ざっくり感で読めると良いと思う。あまり目にすることがなければ、試験前に数ページほど見ていて、記事の書かれ方(構成など)をチェックしておくといいと思う。出題は、ニュース記事の要旨や想像される背景などの記述となる。回答は日本語でOKの場合が多いと思う。

 私のときは、たしか、「とある発展途上国における携帯電話の普及により、直前の市況情報から、漁獲直後の廃棄ロスを激減させ水揚げする港を変更など、近海漁業に大きな変化が見られるようになってきた。」とのネタだったと記憶している。

 英語の試験というよりも、経済やビジネスなど、世界の時事ネタへの関心度合いで十分、推察が付くだろう。

 普段から、職場(仕事)で英語に接している方には、なんら問題にはならない。一方、接点がない方には、精神的にもシンドイだろう。とにかく、英語については、直前で対策の取りようもなく、アドバイスにもなっておらず恐縮だ。(ごめんなさい)

つづく

(このブログは、ごく普通の社会人がある大学院に挑んだ記録である。全く無名の弱体サラリーマンが、雑念の中からほんの少しの勇気を振絞り、今もなお大学院生でいられる奇跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を余す所なく綴ったものである。)

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