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とあるサラリーマン大学院生の1日

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 このブログは、ごく普通の社会人がある大学院に挑んだ記録である。全く無名の弱体サラリーマンが、雑念の中からほんの少しの勇気を振絞り、今もなお大学院生でいられる奇跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を余す所なく綴ったものである。

 なぜかこのところ、「実は大学院に行きたいのですが、相談にのってもらえませんか?」との話を、度々、受けるようになったので、また、社会人大学院生のテーマに戻ってみる。

 今回は、生活面について触れる。

 当時(約4年前位)、最初の大学院は主に社会人向けとして夜間に開講していた。そのため、通学は勤務を当然、退勤後となる。1日の生活は、ざっとこんな感じであった。

0630 : 起床 (というか、叩き起こされる)
0700 : 出勤 (電車、もしくは、高速バス ※なんと、高速バスで通勤していた頃もあった)
    移動中は、ほぼ睡眠
0930 : 始業 (遅刻ではなく、始業時間が、この時間だった)
    仕事
1200 : 昼休み(時間は、多少前後OK)
    一人でこっそり食事 (注1)
1300 : 昼休みここまで
    仕事
1800 : 退勤
    仕事はスパッと切り上げる (注2)
    チャリンコ、もしくは、バスで急いで移動
1830 : 大学着 1コマ目始まる
    授業
2000 : 1コマ目終了
2010 : 2コマ目始まる
    授業
2140 : 2コマ目終了
2200 : 高速バスに乗車
    授業の復習
    仕事のメールをチェック
2330 : 帰宅
    仕事のメール対応
    レポートなど諸々
    ご飯も食べる
2500 : 就寝

 週に1〜2日程度の出張もあった。出張先は、ほぼ全国であり、新規営業フォローや既存顧客対応など様々であった。出張の場合には、新幹線など移動時間で、集中的にレポートや参考図書を読みまくるしかない。なにせ、ごく普通のサラリーマンなので、ほぼ無学からのスタートである。
 職場は都内であるため、中京地区のお客様であれば、夕方5時前の新幹線に乗れればなんとか1コマ目に滑り込むことも可能である。とにかく、出張先でブラブラすることは時間の無駄だ。とにかく、大学に直帰するイメージである。新幹線でも、お客様から預かった宿題は短時間に片付ける。新幹線に乗る前にメールを受信して、移動中に一気に片付けてしまう。東京駅についた段階で、すぐに無線LANスポット(しかも、電源ありの場所がある)に駆け込み、メールを送信して、大学に向かうのである。

注1) 昼の過ごし方
 大学院にいくまでは、ボスや同僚と一緒に食事をしていた。しかし、入学をもって、「ダイエットしたいので、今日から、一人で食事したい」と宣言した。(同僚には、大学院にいくことは話していなかった。)食事は、会社内や近くの公園でおにぎりを食べることが多かった。その際も、本や資料を読みレポートの準備をしておく。

注2) 退勤の仕方
 有無も言わさず、「帰ります!」と言ってしまう。キリがいいところで終わりにするいうより、むしろ、時間内に片付けるように心がける。無論、引き続き対応の場合もあるが、帰宅時もしくは帰宅後に対応とする。外資系であったため、海外の開発部隊との連絡は深夜のこともあり、結果的にメール対応も深夜となることもあった。お客様や同僚・上司に対しても、日中に真摯に対応することで、信頼は維持できる。(少なくとも、当時はそのように対応し、十二分に評価してもらえた。)

人間、やってみれば、なんとかできるものである。次回も、サラリーマン大学院生について、触れたい。

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