修羅場
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Oracle OpenWorld San Francisco 2006で発表された「Red Hatを葬り去る? OracleがLinux自体のサポートに乗り出す」の記事を見て、「やりおったー」と思わず星一徹になってしまったわけですが。
過去のエントリでも触れましたが、Oracleがディストリをほしがっているのは何度も耳にしましたので、まぁさもありなんといった感じです。「おいおい、CentOSの立場はどうなっちゃうんだい?」と思ったりもしますが、そんなことを言うとミラクルはどうなのかと気になって夜も眠れません。気になると言えば、なぜかターボリナックスがこのところ株価がグングン上がっていることも非常に気になりますし、テンアートニの社名変更に何の意味があるのか、といったことも非常に気になります。
話を戻すと、今回の発表でRed Hatの株価を低下させ、そこで一気に買収、といったストーリーも可能性として浮かび上がってくるわけですが、そうなるとMicrosoftとあまり変わらないような気もします。ただ、JBossも手に入れられることになるので、そこまで読み切った上での発表だとしたら、いい戦術を考える人がいるもんだねぇ、と感心したりします。個人的にはOracle製品をオープンソース化します、とか冗談でもいいので言ってみてほしいです。
今日は別件でRed Hatに行っていたので、この話も聞いとけばよかったと悔やんでいます。
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