fire sign
Mozilla Japanが少し前からFirefoxのプロモーション活動に用いるマスコットキャラクターの名前を募集していて、その名前が「フォクすけ」になったとのこと(関連記事)。さっそくフォクすけ関連コンテンツの第1弾として、「Firefox の歴史」ポスターのフォクすけスペシャル版が公開されたりしている(どうでもいいが、フォクすけ版はネットスケープを意図的に強調しているような作りになっている。このあたり、いろいろなものが透けて見えてきそうで非常に香ばしい)。
Mozilla Japanが「じゃあ次はThunderbirdのマスコットキャラクターの名前を募集しまーす」とか言い出さないかと想像するだけで背筋が凍る思いなのだけど、Mozilla Japanの代表理事が東京工科大学学長の相磯秀夫氏から瀧田佐登子さんに代わったあたりからどうもアグレッシブに活動しているようだ。瀧田さんが代表理事に就任されたのがこの7月、それ以降にMozilla Japanから発表されたリリースは次のようなものがある。
・Mozilla Japan、カスタマイズドThunderbirdを提供
・もう崩れない、Webブラウザによる表示の違いを吸収するサービスが開始
Mozilla Japanが、日本国内におけるMozillaの技術および関連技術の普及啓もうを目的とした活動を行うことは理解しているが、特に後者の発表については、「とりあえず感」が強い内容で、言葉悪く言えば花火を打ち上げただけのような印象を感じた。
どうも最近のMozilla Japanのやっている方向性がよく分からなかったりする自分。思えばMozilla Japanが設立されたときに相磯氏にインタビューして以来、あまり注視していなかったことに起因しているような気がする。幸運なことに、9月27、28日に開催される「THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2006」のため来日するMozilla CorporationのMitchell Baker CEOと上述の瀧田佐登子さんにお話を聞く機会がいただけそうな様子なので、いろいろ聞いてみたいと思う。
●今日のざれ言
・Mitchell Bakerで思い出したが、ITmediaでは外国人の方の名前を原則カナにしている。でも、Googleとかから飛んでくる可能性を考えると、「Mitchell Baker(ミッチェル・ベーカー)」のように。英語表記 も入れておいた方がヒット率が高くなるかな。でも読みにくくなるしなー。
・上述した「もう崩れない~~」の記事中で「正しく表示」という言葉を使ったこと、非常に後悔することしきり。「正しく」って何だ。