どうして米国でChromeBookはMacの5.3倍売れているのか?
今年のアメリカでは、Chromebookがありえない成長率で売れている。台数ベースでMacの5.3倍売れている。Macとipadのシェアが落ちている。特にMacの台数ベースでの下がりっぷりは30%だ。
GoogleのChromebook, 今年の市場でメジャーなラップトップに成長
http://jp.techcrunch.com/2013/12/29/20131228googles-chromebooks-have-hit-their-stride/
Googleの激安ノートPC「Chromebook」のシェアが急増、WindowsノートPCを脅かしている実態が明らかに
http://gigazine.net/news/20131226-chromebook-leap/
上記の記事のソースを見ると、Macの台数ベースのシェアが30%程度下がって、ChromebookがMacの5.3倍になっている。
U.S. Commercial Channel Computing Device Sales Set to End 2013 with Double-Digit Growth, According to NPD
https://www.npd.com/wps/portal/npd/us/news/press-releases/u-s-commercial-channel-computing-device-sales-set-to-end-2013-with-double-digit-growth-according-to-npd/
不思議に思って、米国のAmazonでぐぐって理由が分かった。大画面ネットデバイスとして安すぎるからだ。実売で195ドルくらい。2万円切る。そう、iPadよりもずっと安い上にキーボードがついている。値段はいちばん安い11インチのMBAの5分の1だ。ここまでくると、PSP VitaやNintendo 3DSと比べられる値段だ。それだけだ。あくまで台数ベースだと、そうなるわな。
ただ、Chromebookが安かろう悪かろうといわれると、YESでもありNOでもある。iPadよりは文章打ったりするにはずっとむいてる。しかも、MS製のoffice365というブラウザベースの無料のオフィススイートも正式に(!)サポートしている。リリース当時はダメな子だったOffice365だが、今のバージョンはかなりPCのオフィスと互換性が高い。ただし、フルスクラッチで文章を書くときはgoogle docsの方が動作が軽い。iPadは学校のレポートにも、長いメールを書くのにも不向きだ。みんながみんなタブレットでもないのかもしれない。
ただし、Chromebookは個人的に使った限り、画像処理などや開発には向かないので、全く使いたいとは思いませんでした。ネットが無いとできないことが多すぎて大変です。
しかし、一方で、起動はwindowsよりも速くて、サクサクですし、重い処理はダメですけど、atomとかの割にはOSは激軽いのでいいと思います。
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