「ダライラマ法王と科学者の対話」に行ってきた。
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「ダライラマ法王と科学者の対話」に行ってきました。比較的前のほうの席でダライ・ラマ14世法王猊下をみることができました。法王猊下のお話は思うことが多かったです。今の時代の仏教は、investigationとpracticeらしいです。瞑想したり祈ったりして終わるだけの宗教ではいけないし、自分で学び、分析、実践することの重要さ、それにより、理由の無い否定的な感情をいかに排除するかを考えさせられました。
仏教は唯一神でない宗教であるからこそ、科学との調和ができるが仏教国の多くは仏教が発展しなかった。一方、唯一神であったキリスト教が、科学と大きな矛盾と議論を起こしながら、科学が発展したというのは、何か考えさせられました。
法王猊下が、だんだん英語でしゃべっているのが疲れてきて、後半、だんだんチベット語で話す時間が増えてきて、おみ足もかなり悪そうでしたので、ああ、もうお年なんだなぁと思いました。過去14代でもっとも激動のチベット仏教の指導者として、人生をささげられた法王猊下ではあるが80才近いことを考えると、ダライラマ後継者問題をリアルに感じました。
ただ、池上彰以外の他のゲストの人選が悪すぎて、非常に失礼な発言をされるゲストもいて、どうなんだと思う場面も多かったです。
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