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偉大な高校野球

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今年は久しぶりに高校野球に見入っている。きっかけは神奈川代表の監督が知り合いのため、球児にも親近感がわいて個人的に応援したい気持ちになったから。肝心の横浜隼人高校は昨日2回戦で花巻東高校に敗退してしまった。

最近の日本のスポーツ選手は個人戦で頭角を現すことが多いようだ。10数年前までは、バレーボールをはじめとする団体競技が今よりは盛んであったように思う。当時、「ヨーロッパの個人主義各国では、オリンピックなどで団体戦を戦えない。日本のような調和が得意ではないからだ」などといった話を聞きさえした。だが今はどうだろう?フィギュアスケート、ゴルフ、水泳といったように、花形競技はほとんどが個人戦である。

そんな中、野球は日本からメジャーリーガーを輩出するほどに盛んなスポーツだ。ただ、プロ野球は個人の技能が光る要素もあり、あまり団体戦という感じがしない。その点高校野球は、チームが一丸となって、お互いに励ましあい、好プレーが出るとチーム全員で喜びを分かち合うという、団体競技の醍醐味を味わわせてくれる。甲子園は偉大だ。多感で様々な誘惑の多い高校生が、甲子園に行くために血のにじむような練習を毎日重ねるのである。高校野球に甲子園という大きな目標があってよかったと思う。あこがれの場でプレーできたことは結果のよしあしに関らず、それぞれにとって大きな経験となるだろう。

みんながんばれ!

応援しているそのときだけは自分も高校生にかえった気がする(無理があるか・・)。

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