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交通スト、ラジオと携帯電話で乗り切る

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日本でも報道されたかもしれないが、フランスでまたもや大規模なストがあった。地下鉄やバスなどの交通機関が中心となったストだ。

19102007004スト初日の木曜、そして金曜と、どうしても変更できない用事があった。しかも、愛用しているVelib(パリの公共自転車サービス)では、とてもじゃないがいけないところ。地下鉄を含めストによる影響を知るのに一番効果的だったのは、ラジオだ。ラジオは定期的に地下鉄などの交通機関の運行状況と混雑状況、そして道路の渋滞状況を知らせており、これが役に立った。道路が混雑していないのなら、タクシーを使おうという判断ができるし、地下鉄の混み具合を知ることもできたからだ。パリ市交通公団(RATP)のWebサイトでもチェックできるが、信頼性と周辺状況も含めた情報となるとラジオだった(実際、朝チェックしたときは「保証なし」となっていた路線が、夕方には限定的に運行していたりした)。

地下鉄のプラットフォームでは、みんなが携帯電話を使って電話したり、メッセージを送ったり。。。わたしも、予想外に帰りが遅くなりそうだったので、自宅や子供を預けている託児所に連絡できた。携帯電話がない時代はどうやって連絡していたんだろうか。

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