独ハノーバーで民家に泊まる
以前のエントリでも触れたように、今回のCeBITでも現地の民間の人の家に泊まりました。エージェンシーを通して申し込むのですが、「会場の近く」などの希望を伝えてもその通りにならないことが多く、さらには家(の人)によって当たり外れがあると思います。
それでもホテルは予算的に厳しいので、毎年この方法で宿を確保しています。昨年は、独身(と思われる)男性の家、さらには英語がなかなか通じないなど、かなり苦労しました。その前は、フレンドリーな一家に泊まったのですが、2、3歳ぐらいの子供が朝晩部屋に遊びにくるので仕事ができずに困りました。しかも、会場まで1時間。。。今年はいったいどうなることやら、、、と思っていたら、いままでで一番快適でした。
その人の家までは、中央駅から歩いて10分。バスもあります(バス停まで1分以内)。会場まで30分以内なので、文句のない立地条件でした。家の人が英語とフランス語が話せる女性だったので、コミュニケーションがスムーズでした。さらには、無線LANもあったので、言うことなし。インターネットはまったく期待していなかったので、本当にラッキーでした。部屋はいままでで一番広くきれいで、暖房も効いていました(上の写真)。しかも、朝ごはんは下の写真の通り。ホテル以上かも。
さて、広い彼女のアパートには、私のほかに台湾から来た男性2名も泊まっていました。一人は日本の音楽が大好きらしく、PCの中に膨大なコレクションが。私が日本人と分かると、何か音楽を持っていないか聞かれたのですが、日本にいるときも聞いていなかったので、まったくお役に立てませんでした(B'zの大ファンだそうです)。彼の上司は、雪の日も毎朝ジョギングに出かけていました。
2人が勤務する台湾のベンチャー企業、Diimageは、今年CeBIT初出展。リーダー不要のメモリカードを開発したのだそうです。名前は「Benica」。“Beni”は日本語の「紅」からとったとのこと。Benicaは、2×2cmの正方形のメモリーカード。4方向に差し込めるので、寿命も4倍になるのだそうです。すでに生産に入っており、専用のUSBアダプタとセットで価格は15ドル(256MB)~75ドル(2GB)の予定。現在、携帯電話などの端末ベンダー、PCベンダーなどと話し合いを進めているのだそうです。