マック教(狂?)信者が語る”メガマックを超えられるのは?”
メガマックに始まったハンバーガーのメガブームは、すき家の”メガ牛丼”から一時は和菓子にまで波及した。(メガおはぎ by 金沢和音)すき屋の”メガ牛丼”は1286カロリーとカロリーではお幅にメガマックの754カロリーを超えているものの、高カロリーな料理など、幾らでも作れる。便乗商品に未来は無い。一瞬の話題性にかける愚かな行為だ。
ハンバーガーの世界でもメガマックを追従したメガブームが起きたが、正直、メガマックの”メガ”と他社の”メガ”もどきは一線を画していると言ってよいと断言する。
メガマックの土台は、もちろんハンバーガーの奇跡であるビッグマックの登場に源泉がある。パテをダブルにしてハンバーガーのうま味を引き出し、より美味しくしたケースはマクドナルドマジックといってもよい。唯一の例外はパテのうま味でダブルの味を究極に引き出したバーガーキングのダブルワッパーチーズだけだ。しかし、ファーストフーダーの私としては、ダブルワッパーチーズは単品640円と価格が高すぎる。COGSを上げて上質の材料を使えば、美味しいハンバーガーを作る事は可能だ。ダブルワッパー系を400円台に出来なければ、1stフードとしての戦いに勝てるとは思いがたい。現に、日本での店舗展開がぱっとしないのも、価格設定に問題があると思っている。ダブルワッパーチーズのセットメニューで1000円。1000円となれば青山や丸の内のKUA AINAのチーズバーガーに手が届きそうな感覚に陥る。(1/3LB\970,1/2LB\1170)材料原価を抑えて美味しいものを作るのがファーストフードの基本だ。
メガのベースは言うまでもなくダブルにある。ダブルにすることが、いかに難しいかを証明したのがシングルバーガーの傑作であるファーストキッチンのチーズベーコンエッグバーガーをダブルにしたダブルチーズベーコンエッグバーガーだ。ベーコンエッグバーガーでは、卵とソースの絶妙な調合で、まさに傑作の味を出している。しかし、それをダブルにする過程で、パテの増えた分だけのソースと卵のバランスが崩れてしまったのだ。ダブルワッパー系がダブルになると肉のうま味をより楽しめるのに対し、ダブルチーズベーコンエッグバーガーでは味を補うためのケチャップソースが強すぎて、全てのうま味を帳消しにしてしまっているのだ。恥の上塗りをしているのがロッテリアのどこが絶品か未だに分からない絶品バーガーのダブルである絶品Wチーズバーガー。カロリーこそ652カロリーとマガ級だが(メガマック 754カロリー)、バンズが包装の手抜きで食べるころにはべっちょりしてしまってっているだけでなく、やはりソースの量と濃さが胃のもたれを導く。ダブルの技術を持たないメーカーにメガは絶対に作れない。
メガマックの王者たる由縁は、その起源をビッグマックに源泉を持ちながらも、基本的な伝統を守りつつ、違ったうま味を演出しているところだ。ビッグマックとメガマックを両方食べると、どちらも独自のうま味があることに気づく。また常習性はバーガーキングより強く、癖になりやすいというマジックを持っている。バーガーキングは毎日食べると3日目くらいから飽きがきてしばらく食べたくなくなるが、ビッグマックもメガマックも毎日食べても飽きが来ない。これはやはり奇跡としか言いようが無い。私は米国で1ヶ月間マックしか食べなかった時期がある。それは、もちろんチャレンジではなく、好きでそうしていたのだ。栄養価も考え、魚も取らねばと思えばフィレオフィッシュを食したものだ。
そして、最後には親友に止められた。。。。。。
ここまで書きながら私は思うのだ、
やはり僕はおかしい?。。。。。。。。。
ま、いいっか(笑)
夜食にマック行こうっと♪