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グループウェアを真剣に考える広場!

EIPって死語なの? そんなの関係ない?

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Enterprise Information Portal(EIP)って死語になったのですかね?

相変わらず、セミナやイベントお客様の現場とばたばたしている毎日ですが、この頃ポータルって言うキーワードを言われるお客様が増えてきたように感じます。しかしEIPじゃないんですよね”ポータル”って言ってきます。少し変化してきたんでしょうね。

EIPって何が違うのか?

EIP(実は英語圏の人に言っても通じない)って話題になったのって私の感触では2003年頃だったような気がします。フレームを切って、そこに”ガジェット”とか”ポートレット”とかで様々なWEBアプリケーションを見せるまさに窓口だったように感じます。でも結局EIPと言う言葉自身が聞かなくなりましたよね。一部の大企業とかにしか普及してないように思います。

◎何故EIPは普及しなかったのか?

  1. WEBサイトや社内のWEB化されたアプリのリンクを静的に見せるだけだったので、導入する苦労の割りには成果が出せなかった。
  2. コンテンツの管理や運用などをあまり気にせずにシステム化した為、エンドユーザが直ぐに飽きてしまった。(結局あまり見せるコンテンツが無い)
  3. そもそもポータルで見せたり、連携させたりするシステムがポータルに対応するには投資が大きい。(業務単位の様々なシステム連携の技術的な解決や全体の設計が出来ない)
  4. EIPを入れる動機が不明確だった。

上記の理由が多いようにお客様と会話すると感じます。当時はプラムツリーとかWebSpherePortalとかオラクルコラボレーションスイートのポータルとかSPPS(現在のMOSS)とかが良く比較対象になっていました。

◆ポータル(若しくはポータルグループウェア)の再登場!

この頃、ポータルで重要視しているのは”見た目”とか”簡単操作”だと感じます。逆にシステム連携やSSOなどの機能面にお客様は関心が少ないです。その点MOSSは綺麗にまとまっています。しかもOFFICE製品がクライアントにインストールされていれば幸せになれるって言うのがしびれます。IBMさんのWPはEIPの王道を曲げずに頑張っているので地味って言えば地味な画面作りですし、機能はやはり”ポートレット”の豊富さですかね。Domino8には無償でお試し版程度のWPが同梱されていますので、是非ノーツをお使いのお客様はND8にしたら、是非ポータルをお試しください。どうせなら製品版にしてしまえばいいのに・・・・

っとちょっと中途半端になったので、この続きはまた書きますね、きっとナレッジ系のブロガーさんに駄目駄目のコメントもらってしまうかも知れません。

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