リーダーシップ ー マネージメントとコーチングの違い
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ーリーダーシップとはー
先日、会社の近くの定食やさんでお昼ごはんを食べていると、40cmほど離れた隣のテーブルで、大学の先輩を訪ねて話を聞くOB訪問ランチらしきことをやっていました。耳に入ってきた情報から、彼らは早稲田大学卒業で、先輩は30代半~後半で輸出関係の仕事を、後輩は韓国から留学して早稲田を卒業(した)予定の男性たちです。
その中で、後輩君が聞きました、"リーダーシップについてどう考えていますか?"。
先輩は、"公平さかな。それと笑顔だね。笑顔で自分がチームに接しチームに笑顔を増やせば、成績アップに貢献できることがわかってきたからね。"
すばらしい、30代リーダーだ! さすが、一流大学卒業生の話す内容には納得できる。
私は一人でご飯を食べながら、感動してしまいました。
公平さと笑顔、シンプルだけど大切なリーダーシップの要素だと思います。
ーマネージメントとコーチングー
今年1月に会社のマネージメント向けの1日トレーニングに参加しました。
講師は我が社のトレーニングマネージャ、David Chomsky(デイビッド・チョムスキー)というアメリカ西海岸で、ライター、教師、トレーニングマネージャー、インストラクショナルデザイナー、シェフ、とさまざまな経歴をもつ非常な優秀な同僚です。言語学を勉強していた日本人の同僚が教えてくれましたが、彼のいとこは、Norma Chomskyという大変有名な言語学者だそうです。
デイビッドのトレーニングでは、マネージメントとコーチングの違いを学びました。
マネージメント=管理は、根本的に権威ある命令やコントロールのによるカルチャー。
一方、コーチングは自主的にやる気を出させる成功に向かうカルチャー。
Success Culture™ Beliefs & Models Pnanning Sucessより
デイビッドはマネージメントとコーチングの違いを説明するために2つの映画のシーンを見せてくれました。
マネージメントのサンプルはアレック・ボールドウィンの Glengarry Glen Ross (1992)。
コーチングのサンプルはカート・ラッセルのMiracle (2004)。
かなり両極端な例ですが、マネージメントとコーチングの違いは明らかです。
ITmediaの
という記事で、具体的に2つのタイプ、指示型(order)マネジメントと質問対話型(ask&communicate)が紹介されています。
チームを成功に導くために、自分のチームやそのメンバーに合わせてどんなリーダーシップをとっていくのか非常に参考になる良い記事です。
今回の1月の我が社マネージメント向けトレーニングで私が学んだこと、
1つ目は自分と相手のまずSWOT分析を行うこと。SWOTとは外部環境や内部環境を強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats) の4つのカテゴリーで要因分析することです。自分の強みと弱みを具体的に把握すること。
上司であれば、部下のSWOTもおこない、部下自信にもSWOTを行ってもらう。両方のSWOTを元に、対話型によりお互いを理解し、どのように強みを伸ばし、弱みを強みに変えていくか。それによってチーム(メンバー)のやる気を伸ばし、どう成功の文化を作り出すかです。
2つ目は、その成功の文化を作るためには、コーチングがとても効果的であることです。
3つ目は、こういう価値あるトレーニングを社内で行ってもらえること。すばらしいトレーナーが社内にいることですかね。
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