オープンソースの日本語ボーカルソフト「SaltCase」 が始まった
オープンソースの日本語ボーカルソフト「SaltCase」 が始まりました。githubでプロジェクトが公開されています。まだ初期段階のようですが、現在Mac用、iPhone用で提供されているボーカルシンセソフト「SugarCape」を改良するために新しいプロジェクトとしてスタートしたようです。
SugarCapeの作者は、
「完成はまだまだ先ですが、作ってく過程・ペースもオープンで見えた方が面白いかなと」
「ちなみに、わざわざ新しいプロジェクトで作り始めてる一番の理由は、単純に初代SugarCapeははじめてのMacプログラミングで設計・構造的な限界がきたためです。」
とTwitterでコメント。
SugarCapeについては以前何度か取り上げてますので、こちらのエントリーをご参照ください。
・Macで動くボーカルシンセ「SugarCape」が作られている件
・Macでボーカルシンセ「SugarCape」を使った動画を投稿してみた
・僕の歌声は君の歌声:SugarCapeで自分自身のボーカル音源を作ってみた
・【SugarCape Mobile】SugarCapeのiPhone版が登場! iPhoneでボーカルシンセがついに【MTM04】
・「iPhone版SugarCape」でiPhone版初音ミクを考えた
SugarCapeのMac版が出た後、UTAU-SynthもMacに進出し、VOCALOIDのネイティブ対応を別にすればMacの歌声合成も充実し始めています。SaltCaseはどのような機能を実装していくのか、いまのところは不明ですが、SugarCapeにあった、UTAU音源やMac音の取り込み機能はつくと思われるので、そのiOS対応も含めていろいろと期待しています。Xcodeのプロジェクトですしね。