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「やさしく歌って」でGarageBand for iPadを限界まで使ってみた

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 「GarageBand for iPadを限界まで使ってみた」とは大きくでたな、と思われるでしょうが、今回の曲で、はじめて限界に到達したのです。何の限界かというと、ソングセクション。

 GarageBand for iPadは、1つの曲をセクションという単位でつなげていく方式をとります。デフォルトだと8小節。それを、セクションA、B、Cとつなげていくことで1つの曲を作るのです。セクションをいったん作成した後で、右側の>を押すと、「セクションAの長さ」という設定画面がでてきて、小節数を最大で32にまで変更できるのです。

 で、そのセクション自体の数は最大で10個。今回はその上限に達したというわけです。74小節まで使っています。最後で10セクションを使い切ったので、上記の方法で小節数を増やして調整しました。

 最初からやっていれば、32×10。合計320小節までいけるはずです。

 今回は自分が歌いたい歌、ということで、ロバータ・フラックの「やさしく歌って」。アレンジはロバータ・フラックっぽく。メロティーラインはオリジナルのローリー・リーバーマンのを一部使用してます。

 トラック構成は:
・エレピ1:Smart Keyboard Grand PianoでAUTOPLAYのパターンを作成し、その後、音色をElectric Pianoに変更というトリック
・エレピ2:KeyboardのElectric Pianoで、AUTOPLAYで使えないコードや、フレーズを補完
・ドラム1:Smart DrumsのStudio Kitでシンプルなパターンを使用
・ドラム2:DrumsのStudio Kitでちょっとしたフィルインで使用
・ベース:Smart BassのMuted Bassで、Notesモードで手弾き。フレットレスっぽい感じを出すためにチョーキングも使ってる
・ギター:Smart GuitarのAcousticでAUTOPLAY使用
・ボーカル1;Audio RecorderのLarge Room:リードボーカル。内蔵マイク使用
・ボーカル2:Audio RecorderのLarge Room。コーラス部分。内蔵マイク使用

 8トラック全部使ってます。もう2トラックくらいほしいときもありますね。iPad 2なら拡張できるとかだったらたぶん買う人増えると思う。

 もう1つ、作ってみました。今度はビートルズの「Because」。コーラスをフルにやったらどんなふうになるかな、と。

 バッキングはオリジナル通りのいたってシンプルなもの。シンセとギターのみ。後はコーラス。3パートに分けて、それぞれダブルで収録。合計で6トラック使っています。で、エコーとリバーブをたっぷりかけるとそれっぽくなります。ぜんぶやると大変なので、最初だけですが、これで中学生のときの夢がかないましたw iPadだけで。

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