iPad as a 楽器(楽器としてのiPad)、いまのところのまとめ
iPadを受け取りに渡米する方々のツイートがTLに流れるきょうこのごろ。楽器としてのiPadに関する情報もいろいろと追加されてきました。先月、このようなエントリーを書いたのですが、アップデートをする必要があると思うので、情報を追加しようと思います:
で、その改訂版:
・あの楽器各種(当然やってくれるでしょう)
大きさからすると、iPadを2台つなげる感じでしょうかね。
・VGAアダプタを使ってあの楽器の図形描画をプロジェクタで投影
ミラーではないデュアルスクリーン投影ができるそうなので、さらにおもしろい効果が期待できます。画面上ではミクが弾いているように描画するとか
・Pocket Guitarのダブルネック
・Pocket Guitarのトリプルネック
・Pocket Guitarのシングルネック。手前にはブリッジのみ
これはまだ情報なし。Pocket Organ C3B3 for iPadの提出は終わったみたいなので、笠谷さんにはそろそろこちらも並行してお願いしたいところ
・Pocket Organ C3B3のリアルサイズ2段鍵盤
既にApp Storeに提出済みということなので、ローンチ時にはダウンロード可能になるのでは。バージョンアップで足鍵盤に対応するというからさらにすごい。鍵盤は常時2段で、ドローバーも開け閉めせずに使える。ロータリーのスピードも手前にあって使いやすいはず。さらに、動画も既にあるというすばらしさ
ピアノアプリとしては、PalmSounds記事によれば、MooCowMusicのPianistがiPad対応するそうです。上位版の位置づけで、名前は「Pianist Pro」。同社のBandはiPad発表時の画面にも登場していたので当然やってくるかと思います。
ピアノアプリではもう1つ、ユードーのPiano Lesson PianoManも画面ショット入りで報道されていました。画面が大きくなると、鍵盤を使ったアプリが俄然実用域に入ってきますね。
・iShredとPocket Guitarのダブルネック。でなくても、Pocket Guitarにコード弾き専用のボタンがつくとうれしい
これはぜひどこかでやってほしい。あと、FingeristのiPad版もね。まずはバード電子の斎藤さんにプロトを作ってもらうところから。
・MS-20やMoog Modularのパッチシミュレータ。パッチのケーブルが加速度センサーでゆらゆらする
・もちろんSystem 100Mあたりもあり。ケーブルは細いよ
・ピン使ったEMIのほうがそれっぽいかな
簡易的なパッチができるものはあるけど、本格的なものはまだない。アナログシンセとしてDS-10を超えるにはぜんぜん物足りない。
・CDの盤面を再現(大きさ的に)したDJアプリ
それはないけど、DJアプリとしては、Sonorasaurus Rex on the iPadが出るみたい。
・100個以上のボタンを同一画面に置けるサンプラー
・しかもそれぞれに文字、アイコンをつけられるし鍵盤も置ける
・50音を押しながらメロディーラインを弾けるSugarCape
・上下左右へのフリップと併用すれば、500個以上のサウンドを再生可能
サンプラーアプリの定番であるBeatMakerは、現時点で既に「iPad compatibility」を宣言しています(App Storeへのリンク)。おそらく最新SDKへの対応ということだと思いますが、ユニバーサルバイナリによるiPad対応で、広い画面を使ったたくさんのボタンやコントローラがついてると非常にうれしい。巡音ルカの歌声を割り当てたBeatMakerも、iPad版ならさらにフレーズバリエーションを追加できるはずです。
・キーボード付きDockを指した状態でキーをたたくと、それをMIDIノートと認識して演奏できる、AKAI SynthStation代替
・Bluetooth Keyboardでも可。GarageBandのshift + command + Kモードみたいなの
・これでSugarCapeメロディーライン、歌詞をリアルタイム入力するってのもありだな
ここで書いていなかった楽器系アプリとしては、
・五線譜による作曲アプリのSymphonyがiPad版を開発中
・4トラックのマルチトラックレコーダーで、ぼくも使ってるFourTrackがiPad版を開発中
・Looptastic HD for iPad
これはジェット☆ダイスケさんのサイトが詳しい解説してくれてます。動画もあるみたい。
・bleep!BOXのiPad版
・Bonjour経由で接続できるMIDIコントローラ「midipad」
・国産の楽譜アプリ「PadScore」