「あの楽器」市場に芸者東京が参入
AR(仮想現実)技術を使った美少女フィギュアARisで知られる芸者東京エンターテインメントが、「あの楽器」に参入しました。115円の有料アプリで、名前は「あのがっき」(App Storejへのリンク)。
「あの楽器」とは、初音ミクの楽曲「Innocence」を3DPV化したニコニコ動画の映像に触発されて、ニコニコ技術部の方々が一斉に作り始めた仮想の楽器。既存のプラットフォームを使ってその楽器を現実化しようという動きで一番盛り上がっているのがiPhoneなのです。
芸者東京エンターテインメントの開発者の人は、あの楽器東京ミーティグにも出席しており、そこでこっそり「あのがっき」を見せてくれていました。
・初音ミクが弾く「あの楽器」:iPhone版作者3人に会ってきた
iPhone用「あの楽器」は、既に無料の「ouLead」がApp Storeで無料配布されており、ほかにも2種類の特徴あるiPhoneアプリが開発されています。
その中で敢えて有料アプリを出してくる意味は? ITmedia Newsから記事が掲載予定ですので、そちらをお待ちください。
追記:宮本記者の記事が掲載されました。
・ニコ動発・初音ミクが演奏する「あの楽器」 芸者東京がiPhoneアプリで再現
ニコニコ動画にもあがってますね。
わたしもしょぼいしコスプレじゃないけど、とりあえず試してみました(笑):
有料化は悪いことじゃないと思うんですよね。制作の労力を考えると。あと、ハードウェア化したときに、それを一般の人が手に入れるには有償にするしかないし。
ハードウェアとしては、これのしっぽにつけるってのもどうかな、と。「あの楽器」からはずれちゃうけど、PocketGuitarやiShredにはぴったり。
・音が出ないギター!? ヘッドとネックのみの練習アイテム「Shred Neck」
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