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来春、auのケータイはiPhoneに追いつくのか?

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 きょうは早めに会社を出て、池袋のアムラックスで開催中の「シンセサイザーフェスタ2008」に行ってきました。YAMAHA、KORG、Roland、クリプトン、インターネットなど、主要な電子楽器・ソフトメーカーが集まったまさにシンセサイザーの祭典だったのです。

 会場内に入ると既にステージが始まっていました。YMOの人たちです。いや、YMOといっても、Yamaha mobile orchestra(Ymo)。ヤマハの半導体事業部の社員の方々から成るバンド(公式ページ)。

 auの携帯電話に仕込んだヤマハ製音源をBREWアプリでコントロールすることにより、GM準拠のシンセサイザーとして使えることが目的だとされていますが、それ以上に楽しんでいる様子。

 「春」やら「天国への階段」やらヒップホップなど多彩な曲を演奏。特に「天国への階段」のギターソロには感銘を受けました。わたしのPocketGuitarはまだぜんぜん練習が足りない! 携帯にここまでやられているのに、リアルな演奏ができるiPhoneの楽器が負けていてはいけない、と反省したのでした。しかし、もともとのギターの腕がなあ。

 そして、最後の曲が、「RYDEEN」。そのイントロをステージ後に控えた巨大なタンスことMOOG-IIIで奏でたのが、Logic Systemの松武秀樹さん。リアルYMOの4人目のメンバー、松武さんと、ケータイYmoの共演でした。

 このケータイを楽器にするBREWアプリ、ヤマハからは出ないのですが、別の会社から提供される予定で、来春にはauユーザーならば使えそうです。音はいいし、GM音源のほぼすべてにアクセスできるみたいなのでうらやましいです。ソフトウェアの名前は「Mofiano」(モフィアーノ)

 その後のLogic Systemの演奏は当然ながらすばらしかったです。Apple Store銀座でやったときは松武さんと武藤ありささんの2人だったのですが、今回は「相棒」であるベーシストの入江純さん、キーボードに氏家克典さん、ギターは大村真司さんというメンバーでの演奏。とてもこれが無料とは思えない、たいへんオトクなライブでした。で、アンコールは「テクノポリス」。ここで齋藤久師さんも参加。

 そして、この演奏の後、オルタナブロガー妹尾さんと偶然会ったのでした(必然?)。さすが音ガ同主力メンバー! そしてKORGのKAOSSILATORとnanoシリーズの企画者である坂巻さんと会って、会場内に展示されていた新たなシンセガジェットを教えてもらったのでした。その話は近々妹尾さんが書く予定(とふってみる)。

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