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TENORI-ONっぽいなにかがiPhoneにやってきた

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 見た目はまさにTENORI-ON。だけどiPhoneで動いて115円。アプリが登場したので、さっそく買って試してみました。

Paksound


 その名は「PaklSound1」(iTunes Storeへのリンク)。あまり期待はしてなかったのですが、実はなかなかいいです。公式サイトはこちら。TENORI-ONにインスパイヤされたけど、もっとシンプルなものだとはっきり言ってますね。

 115円なのでできることには限界がありますけど。

 まず、レイヤーは2つ。TENORI-ONのデフォルトサウンドっぽいパッド系の音と、ドラム。それぞれが16ステップで9音階(ドラムの場合はキック、スネアからハイハットほかパーカッション全般)。

 起動すると、シーケンスは常に再生状態になっているので、白いプチプチを押して水色にすると、そこの音が、次回のステップで鳴ります。それを、メロディードラムの2つのシーケンスレイヤーで設定。

 それでも、シーケンスパターンはAとBと2種類設定できるので、ライブではけっこう有効かも。また、スピードは可変です(BPM設定はできない)。もっとも、パターン切り替え時にはちょっとタイムラグがあるから、ほかのプレイヤーとあわせるのはちょっと難しいかなあ。

 また、このシーケンスは停めることができません。音を切りたいときにはiPhone本体のサウンドレベルを低くするか、終了させるか、雷ボタンでシーケンスレイヤーを初期状態に戻すしかない。

 そして、何も保存できない。その刹那的かつストイックなところは、KAOSSILATORにも似ていますね。

追記:操作していところをニコニコ動画に投稿しました:

追記2:さっそくPaklSound1の使い手が現われました。テンポ変更を使った演出がすばらしい!

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