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009でなくても「奥歯を噛みしめて加速」が可能に

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 大阪大学で開発されたこの技術(日経朝刊に掲載された記事だが、リンクは消滅)を使えば、あなたもサイボーグ009、島村ジョーのようなものになれます。たぶん。

 奥歯を噛みしめることで、iPodの加速、すなわち早送りができるようになるのです。奥歯で加速装置。わかります? もちろん一時停止も巻き戻しもできますけど。

 こめかみに指先を当てて、奥歯をぐっと噛んでみてください。盛り上がるのがわかりますよね。これを使って、大阪大学の宮崎文夫教授がCDプレーヤーの再生と停止をさせることに成功したそうです。まだiPodじゃないのが残念。

 こめかみの動作を機器操作に用いる「生体コマンド」に関する論文を読みました(現在はリンク切れ)。現状では「舌を出したとき」「走っているとき」にたまに誤動作が起きるようですが、それ以外ではおおむね成功しているそうです。

 こめかみスイッチは頭部に装着する形ですが、赤城元農相で話題のバンソーコーで直接貼り付けたりできるといいですね。こういうのって、てっきり歯に埋め込むもんだと思ってました。そして、Bluetoothってのはそういう無線技術になるんだと妄想してましたよ。

追記:ロイターに記事があがったので、リンク切れを修正(2008-03-05)。

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