Napsterが日本で成功するための方法を考えてみた
シリアルイノベーションでその魅力が語られているとおり、Napster Japanは国内最強の洋楽ポータルといっていいでしょう。しかし悲しいかな日本の洋楽ファンの数はごくわずか。Napsterが日本に浸透するためにはどうしたらいいか考えてみました。
洋楽ファンを増やせばいいじゃん。特に洋楽ファンの若者を。
メーカーからのアプローチとしては、ソニーがヤングの心をつかもうと、ウォークマンのフランツ・フェルディナンド・モデルを出したこともありましたね。
でも、この場合には洋楽に興味のない若者たちを引き込まなければならないのです。マンガは読むけど、洋楽は聴かないような。
そこで、ジョジョです。
ジョジョの奇妙な冒険は登場人物やスタンド(能力)に、ロックのアーティスト、バンド、アルバム、楽曲などが使われていることで知られています。つまり、ジョジョを読んでいる若者はこれらの「音楽」が何であるかを知りたがっているはずなのです。
ある中学生のブログから引用してみましょう。
ジョジョに出てくるスタンド・キャラの名前の由来を探って、一通り聴いて、理解すれば、相当な洋楽通になれる。60年代〜90年代の洋楽に関して、知らない事はほとんど無くなる。これで元を固めた後に、最近の洋楽にも詳しくなると、洋楽に非常に詳しいとされる人達とも普通に会話出来る様になる。
世代を超えて話が通じるというのはおもしろい。ジョジョはまさに世代を超えた洋楽ポータルだ。
とりあえず、ギガビートのジョジョモデルとかいかがでしょうか? Napsterのようなサブスクリプションモデルであれば、作品に登場する曲やアーティストを好きなだけダウンロードして聴くことができます。
いや、iPodでもいいんですけどね。もちろん。