オルタナティブ・ブログ > CloseBox & OpenPod >

Mac、iPhone、iPod、歌声合成、DTM、楽器、各種ガジェット、メディアなどの情報・雑感などなど

iTunes Storeのせいで結婚を取り消された男

»

 MacUser経由Entertainment Weeklyのダルトン・ロス氏のコラムに読者からのコメントとして紹介されている、婚約解消にまつわる話。

 このコラムのメインディッシュは、Kissのエース・フレーリーのあとがまギタリストとして加入したヴィニー・ヴィンセントがなぜ「ロック界で最も不幸な男」であるか、というもので、これはこれでおもしろいのですが、「読者からのお便り紹介」のところに書かれている、Susan P.という女性読者の体験談がさらにおもしろいのです。

I used to wonder how my husband-to-be had more than 700 music CDs and more than 300 movie DVDs and hundreds and hundreds of record albums until I discovered that he had $43,000 in credit-card debt. In looking at his last bill (for one month) he had charged more than 8,000 iTunes at 99 cents each and had charges at places that sell music and movies, too. This guy made $45,000 a year. Called off the wedding. — Susan P.

 フィアンセが700枚以上のCD、300枚以上のDVD、さらに多数のレコードを持っているのを不思議がっていたら、クレジットカード請求金額が4万3000ドルもあるのに仰天。ほかの音楽/映画関連店舗からの請求もあったようですが、中には8000曲分、つまり8000ドルの請求がiTunes Storeからあったのだとか。

 ちなみにこの男性の年収は4万5000ドルなんだそうで、結婚話は解消となったそうです。8000ドルですか……。それはちょっと買い過ぎではないかと。

 8000ドルも使うのなら、Yahoo! Music UnlimitedかNapsterのサブスクライブして、高いMP3プレーヤーも買って、PC買っても余るくらいなのに……。Zune買えとまではいわないけど。

 それから、iTunes Storeでは買いすぎを防ぐための方法があります。

 自分の支払い用のApple IDアカウントと、実際に使うためのApple IDアカウントを2つ用意しておきます。支払い用アカウントから使用アカウントにアローアンスの設定をして上限を決めておけばいいのです。最高でも2万円なので、婚約者からも愛想を尽かされずにすむのではないでしょうか。

Comment(0)