Appleがデザインする自動車は少なくともトヨタ プラッツのようにはならない(ジョニー・アイブのインタビューより)
The New Yorkerに掲載されたイアン・パーカーのジョナサン・アイブの記事が面白すぎます。こんなのを無料で読めるなんてありがたいので仕事そっちのけでうっかり全部読んでしまいました。
ベテランライターのパーカーさんが、昨年のApple Watch発表イベントの数週間前からアイブやクックCEOなどのApple内外のキーパーソンにインタビューしてまとめた作品です。
そのおすそ分けの一部をさっき記事にしたのですが、他のこぼれ話もいくつかご紹介。でも、Apple好きな方はぜひ全文をこちらで読むことをお勧めします。
車好きなアイブがダメなデザインの例としたのは
トヨタのプラッツ(米国では「Echo」)と同僚が乗ってるカムリでした。アイブの車でドライブ中、パーカーが「ダメなデザインってどんなもの?」と聞いたのに答えて、隣をたまたま走っていたEchoを見て「あんな感じ」と言ったのでした。優しいアイブは「名前出さないでね」と言ったのに、パーカーが買いちゃった。
ちなみにこの時乗っていたのは黒のベントレーだそうです。モデルは書いてないけど、高級車ですね。通勤はこの車で、運転手さん付き。アイブは他に、Aston Martin DB4も持ってるそうです。
Appleが開発中とうわさのもしかしたら自動運転できる電気自動車のデザインはベントレーっぽいんでしょうか。
次の「スター・ウォーズ」の十字ライトセーバーはアイブのアイデア?
アイブは社交的ではないわりに有名人の友人が多く、その1人は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の監督、J.J.エイブラムス。アイブとはいろいろ話をするそうで、この映画のトレーラーで話題になった十字型のライトセーバーのデザインではアイブにヒントをもらったそうです(具体的にどの部分かは不明)。
Apple Watchがラウンドフェイスじゃない理由
これは記事の方で紹介したのでここでは補足を。ディスプレイは○ではないけど角丸の□で、この角丸に写真を表示すると角の部分をどうするんだというのは結構いろいろ考えたそうです。その結果どうなったかは製品が出てのお楽しみ。
アイブは宇宙船キャンパスの一部をデザインしてる
2016年半ばに開設予定のAppleの宇宙船ぽい新キャンパス、大御所建築家のノーマン・フォスターが設計していますが、階段とかセキュリティカードリーダーをアイブがデザインしてるそうです。アイブがパーカーを新キャンパスにジープでつれていって案内してくれたそうです。
他にもデザインについてや家族のこともいろいろ出ていて面白いです。「ジョナサン・アイブ」を読んで面白かった人はこちらもぜひ。