祝8周年♪:Mac OS 8──ジョブズ復活の年に出た思い出のOS
祝オルタナティブ・ブログ8周年ということで、昭和の田中さんが8をお題にしたブログを書いておられるので、それに倣って1本。
8と言ったらこれです。1997年のマックワールドエキスポで発表された「Mac OS 8(コードネーム:Tempo)」。ギル・アメリオCEOがこのOSのデモをやった後に、Appleに復帰したスティーブ・ジョブズが登壇したのでした。感慨深い。
と言っても、当時はまだ今みたいにライブストリームもなければブログメディアによるライブログ中継もなかったので、生で体験したわけじゃないんですけどね。「アップル 薄氷の500日」という本(絶版)にそう書いてあります。
うちにまだ当時のステッカーがありました。気のせいか、ださい。リンゴはまだ6色です(リンゴはこっちの方が今の1色より好き)。
このOS自体はまだジョブズの子ではありませんが、私の中では同じ年に出たPowerBook 2400(これもジョブズの子じゃないけど)と一緒にAppleの明るい未来を感じさせてくれた象徴的なものでした。
そういえば当時のコードネームはOS Xのネコ科みたいにリリース後もつくものじゃなくて、普通のコードネームで、だいたい音楽関係かな、くらいのゆるいものでした。Allegro(Mac OS 8.5)とかSonata(Mac OS 9)とか。
OS Xもネコ科のネタが尽きたのをいいタイミングとして、また数字だけに戻せばよかったのになぁ。カリフォルニア州の地名というのも「Designed by Apple in California」の心意気だと思いますが、OS名はあんまり長くない方が記事を書くときは助かります。「iOS 7」みたいに。そうか、次は「iOS 8」ですね。