シノフスキーさん、お別れのメッセージは異例の短さ
世の中的には次期iPhone(iPhone 5Sといううわさ)の記事が人気ですが、個人的に今日一番の大きなびっくりはMicrosoftのシノフスキー社長の辞任です。この部ログでも「来日中のシノフスキーさんってどんな人? Microsoftの次期CEOという噂も」と書いたのに。
ついこの間の10月26日、Windows 8の発表イベントで大活躍し、Surfaceで作ったスケートボードを披露していたのに。
あのとき既に辞任を決めていたんでしょうか。あまりにも突然のような。
振替休日の日に発表したのは、市場への影響の大きさを考慮してのことなんでしょうか。Windows 8がうまくいっていないんじゃないかとかそういう憶測を呼びそうですし。
AllThingsDほか複数のメディアが、シノさんは能力はあるけどワンマンで幹部の中では嫌われていたと報じています。ああ、どこかで聞いた話。そう、Appleのフォーストールさんの辞任のときの話。
CNETが入手したシノさんから従業員宛のメールでは、「そういううわさが出ると思うけど、違うからね。新しいことがしたくなったから辞めるだけだからね」と書いていますが、ううむむ。
シノさんにはいつも、長い長い公式ブログで(まとめるのが大変だから)泣かされてきましたが、それももう思い出になってしまうのですね。
シノさん、自分のブログが長くて評判が悪いことを自覚していたらしく、お別れのメールは記録的な短さでなんと、たったの435ワード。「人生の節目には、私の評判の悪いブログとは違う、簡潔で印象に残らないアナウンス文にしようとずっと思ってきたんだ」(意訳)と言ってます。ちょっと泣く。
まだ47歳だし、ほんとに次のことを考えているでしょうから、今後の活躍に期待したいです。