しつこいですがiOS 6マップねたをもう2つだけ
●その1 新しいアイコンそのものが危険という話
iOS 6のマップのアイコンは、これまでのとちょっと違います。ターンバイターンの道案内ができることを強調しています(下図の左が旧版、右が新版)。
ところが、よく見ると「そこは曲がれないでしょう!」という地図になっちゃってるんです、このアイコン。起業家のニック・カブリロヴィックさんが発見しちゃいました(Business Insiderより)。
だって、ここは交差点じゃなくて、ルート280と一般道が立体交差してるんです。この通りに左折したら、高架から真っ逆さまですよ。
【追記】ちなみに、実際のマップでのターン・バイ・ターンでは、ちゃんと側道からルート280に降りるようになっています。念のため。
●その2 Appleが公式サイトの文章を変更
Apple公式サイトのマップ紹介ページの表現が変わっています。インドのITコラムニスト、アミット・アガーワルさんが見つけちゃいました。
日本語版も変わっておりました。
旧バージョン:Appleが一からデザインしたマップには、インタラクティブな3Dビューと、息をのむようなFlyoverが組み込まれています。作りたかったのは、これまでで最も美しく、最もパワフルな地図機能を持つアプリケーションです。
新バージョン:Appleが一からデザインしたマップには、インタラクティブな3Dビューと、息をのむようなFlyoverが組み込まれています。すべてが美しいベクターベースのインターフェイスで表示され、拡大や縮小も簡単です。
今実際にできることに限定したという感じでしょうか。でも、もともと「作りたかったのは」であって、実際には作れてないけど、これからそこを目指すんだからそのままでもいいのになぁと思いました。
それより、日本語公式サイトの急いで和訳しましたっぽい「地図が新しい道を行きます。(原文は“Maps take a whole new turn”)」とかのキャッチをもうちょっとローカライズした方がいいのではないかなぁと思う嵐の夜なのでした。(下図は旧バージョンです。)