Apple対Samsungの裁判証言、本が書けそうなエピソードてんこ盛り
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7月30日に始まったApple対Samsungのサンノゼでの特許訴訟審理。勝負どころは、テクノロジーに詳しいとはかぎらない陪審員に、いかに効果的に自分側の主張が正しいと思ってもらえるか。
ということで、秘密第一だったAppleも、どんだけ苦労してiPhoneを作ったか、どんだけオリジナリティーがあるかを主張するためにいろんな資料を大公開しています(Samsungは「Appleはソニーのまねしたんだから、人のこと言えないもん」と言ってます)。それをWSJが読めるようにしてくれているので、お時間のある方はどうぞ(93頁もあるけど)。
そして、WSJの記事では、Appleのマーケティングの責任者のフィル・シラー氏やiOSを統括しているスコット・フォーストール氏など、マカーにとっておなじみのスターたちが次々と証言台に立った様子を紹介しています。どうやってiPhoneのプロジェクトチーム(コードネームはPurple)を作ったかとか、いろいろ話しているみたいで、これまたスティーブン・レヴィさんにまとめて1冊の本にしてもらいたい感じです。
ジョブズの伝記を書いたアイザックソンさんによると、ジョブズは生前、Androidを「ぶっつぶしてやる」と言ったそうですが、そのためにこれだけAppleの秘密が公開されていることを知ったら何と言うだろうかと、もうじきお盆だということもあり、ちょっと思いました。
そうそう、裁判資料を読む気力のない方でも、iPhoneのプロトタイプのスライドショーはお勧めです。
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