Windows Phone版「Angry Birds Space」の予定は“なし” いや、ありかも(UPDATE)
NASAまで引っ張り出して一大キャンペーンをはった甲斐もあり、今日公開の「Angry Birds Space」の世界での売れ行きは、30カ国以上のApp Storeで1位獲得と、上々のようです。
PC版とMac版もありますが、スリングショットのゴムを指でひっぱれるモバイル版の方が楽しい気がします(iOSのHD版なら「新しいiPad」の美しい画面で遊べます)。
ところで、Angry BirdsはWindows Phoneでも人気のゲームなんですが、「Space」はWindows Phone版がありません。なんと、メーカーのRovioはBloombergのインタビューできっぱりとWindows Phone版を作る計画はないと答えました。同社のピーター・ベステルバッカCMOは「RovioはWindows PhoneのアプリストアでNo.1のゲームメーカーだけど、Windows Phone版を作るには完全にリライトが必要だし、サポートも大変なんだ」と言ってます。
RovioはWindows Phoneの主力メーカーであるNokiaと同じフィンランドの企業(モイッ)なのですが、ちょっと冷たいですね。ゲームは若年層の顧客に対するキラーアプリになるので、人気ゲームにつれなくされるのは痛いです。
私はまだAndroid版の9ステージ目までしかやっていませんが、順調に進んでいます。8ステージ目で「マイティバード」が登場して、10ステージ目で金の卵を割ると、新キャラが登場します。宇宙っぽいかといえばまあ、そんな感じで楽しいです。
【追記】翌日になって、マイケル・ヘッドCEOがロイターに対し「モイッ。Nokiaと協力してWindows Phone版を準備してます」と語ったそうです。Microsoftにしかられたのか開発費援助の申し出があったのか、単にCEOとCMOでうまく意思疎通できていなかったのかは不明。