Windows 8のロックスクリーンの壁紙はニュージーランド。ところでWindows XPのあの壁紙は?
今日からアナハイムでMicrosoftの開発者会議「BUILD」が始まりました。8月から数日おきにシノフスキー社長(記事に掲載した写真に対し「ブルース・ウィリスそっくり」というツイートが多数)が長い長い長いブログで新機能を説明してくれていたので、私レベルの素人にとっては初対面の気はしません。
そんな中で絵的に初めてみたのは「ロックスクリーン」の一例として紹介された壁紙の画像です。ロックスクリーンというのは、スマートフォンの待ち受け画面のように、立ち上げ時に表示される画面。指定した壁紙上に時刻や未読メール数などの情報が表示されます。
で、この壁紙は多分、Windows 8にあらかじめ入ってる画像だと思います。Microsoftのプレスリリースによると、ニュージーランドのマウント・クック国立公園に向かう道の写真だそうです。
そこで思い出すのはWindows XPの壁紙、あの風そよぐ丘の写真(え。もう忘れちゃいました?)。日本語版では「草原.bmp」英語版では「bliss.bmp」というやつです。
The Next Webによると、この写真はカリフォルニア州ソノマ郡の、ソノマバレーの近くだそうです。ソノマってワイナリーで有名ですが、この写真が撮影された1996年時点では葡萄畑じゃなかったようです。写真を撮ったのはプロカメラマンのチャールズ・オレアさん。この写真はいっさいデジタル加工していないんだとか。ちなみに、The Next Webでは2006年の11月に撮った枯れ草色の同じ場所の写真も見られます。
Microsoftがこの写真を幾らで買い取ったのかはヒミツになっていますが、オレアさんは「破格」で元クリントン大統領がモニカ・ルウィンスキさんを抱きしめているスキャンダル写真に支払われた金額よりは低い、と言っているそうです。
Windows 8の壁紙写真は誰が撮影して、いくらもらったんでしょうね。