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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

iCloud+Time Capsule?

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もうすぐWWDCですねぃ。例によって日本では夜中の2時スタートということで、ライブで見る自信がちょっとないんですが「One more thing」には間に合うように起きたいなぁと思います。

iCloudについてだけでもいろいろ予想がとびかっていて、確かな情報は何1つないのに、既におなかいっぱいな気がするくらい。

ジョブズが音楽業界全部との契約をとりつけて、そのために合計で1億5000万ドルの前払い金を払ったとか、サービスは年額25ドルになるとか(MobileMeが99ドルなのに安すぎない?)、音楽だけではなく映画も写真もドキュメントもぜーんぶ一元管理できるクラウドになるとか、だからMobileMeは(もともとジョブズが気に入ってなかったし)統合されるとか、iTunesの1機能になるんだとか、音楽業界がしぶるので同期できる音楽は結局iTunesで買った曲だけになるんだとか、いろいろ。後で答え合わせしたいところ。

今日Cult of Macに出ていたのはちょっとびっくりな情報で、iCloudを使ったTime Machine(ってありましたねそういえば)を組み合わせたバックアップサービスというもの。Time Machineは、外付けHDDにまるごとMacの中身をバックアップするサービスで、Time CapsuleというApple製のワイヤレスHDDを使えばもっと便利ですよん、というやつ。これが、MacだけではなくてiOS端末にも対応して、iCloudで使えるようになるらしい。

そう聞けば、ああ、iCloudでAppleのデータセンターのクラウドに自動でバックアップするのね、と思いきや、バックアップ先はやっぱりTime Capsule(の新モデル)で、iCloudはデバイスとTime Capsuleを同期させたりするお仕事をするだけ(だけ、といっても大変そうですが)。

つまり、Dropboxのサービスを手元にあるワイヤレスHDDで利用する、みたいな感覚でしょうか。なぜにクラウドストレージじゃなくてHDD? という疑問には、Cult of Macは「Appleはそもそもハードウェアメーカーだし、顧客が自分のデータは自分で管理したがるものだと感じてるのかもしれない」という推測で答えています。ふーむ。

iOS 5に関しては、予想というより希望として、もうそろそろ母艦につながなくてもiOSデバイスのアップデートができるようになるといいなぁというのがあります。iCloudが使えるなら、そうなりそうな気もします。Androidでは当たり前のことなので、先日iPadのアップデートをしようと思ったときに愕然としたことですよ。

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