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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

プッシュしすぎて失ったものは目に見えない

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 海外ネタじゃないんですが、大塚氏のブログ(某キャリアがスパムみたいな電話をかけてきた件について)を読んで「そういえば」と思ったことをちょっと。

 恐らく同じキャリアだと思うのですが、うちにもものすごく熱心な電話や直接訪問(骨折して自宅にいたころ初めて知った)、ポストへのチラシ攻撃が続いています。マンション全体でそのキャリアのネットサービスに加入しているにもかかわらず。

 こういう絨毯爆撃作戦の場合、契約済みのお客を対象からはずすのは面倒なんでしょうね。でもすっごいイメージダウンになってます。この作戦で獲得できるお客の数より、(わざわざ契約を解除するところまではいかないけど)失う信頼の方が大きいんじゃないでしょか。

 ちょっと話は違うのですが、出勤途上の地下道で、某大手カード会社がだいぶ前から「その場で潜在顧客を捕まえて契約させる」ということを行っています。かなり長いことやっているので、それなりに成果が出ているんだろうと思います。

 でも、黒いスーツを着た男女数人が通り過ぎる人を品定めするような目で見ているのは結構圧迫感があります。声を掛ける基準があるらしく、よれたジーパンでぼーっと歩いているとき(たいていはそんな感じ)は声を掛けられないのに、かっちりスーツを着ていたら初めて声を掛けられました。

 毎日そこを通っているビジネスパーソンの皆さんは、あれについてどう思っているのでしょうか。あんまりいい印象は持てないと思うんですが。少なくとも私は早く終わったくれないかなぁと思っています。

 今は新人さんが頑張っていて、大変だなぁと同情しつつ遠くを歩くようにしている佐藤でした。

関連リンク
某キャリアがスパムみたいな電話をかけてきた件について

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