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トップレベルドメイン自由化でドメイン転売ヤーは?

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 好きなトップレベルドメインを申請できる案がICANNで承認されましたが、実際のところ、どのくらい使われるのでしょうか。企業の場合、既存のWebサイトのアドレスを変えると混乱が起きるので、あまり使わないかもしれません(新しいサイトやキャンペーンなどに使うのは良さそうですが)。個人が使うにしては、登録料10万~50万ドル(WSJによると)というのは高いですし……。

 それから気になるのが、商標でもあり一般名詞でもある言葉。リンゴのつもりで.appleドメインを申請した場合、Apple社の商標だからと却下されてしまうのでしょうか。似た社名の企業がドメイン名を取り合ったり、何人もの鈴木さんが.suzukiを取り合うケースもあるかも?

 商標名に関しては審査があるので、ドメイン転売屋は一般的な言葉を狙うかもしれません。「.love」「.sex」「.money」なんかは高値で転売されそうです。

 以上、広瀬でした。

関連リンク
トップレベルドメイン自由化、ICANNが承認
[WSJ] 「.news」「.ibm」も可能に――トップレベルドメイン自由化へ

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