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「Googleの広告部門はカオス」とのたれ込み

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 Googleの稼ぎ頭、Adwordsで名を馳せたシェリル・サンドバーグ女史がFacebookのCOOに。大企業から平均年齢が低くて幹部は男子ばかりの新しい職場への転職は思い切った選択だと思います。直属の上司は16歳も年下でサンダル履きだし。

 Facebookはこれで、広告業務に本腰を入れることになります。サンドバーグさんは2007年のFortune「最もパワフルな女性」に最年少で選ばれた豪傑さんなので、文化の違いなど気にせずがしがし活躍することでしょう。

 とはいえ、Google側にも背中を押す要因が幾つかあったみたいです。Valleywagに載る最近のGoogle関連記事はマイナスな話が多く、「メリッサ・マイヤーはみんなに嫌われてる」とか「広告部門は幹部にいぢわるな人がいて(悪い意味の)カオス状態だ」とか、「サンドバーグさんは実はGoogleでの直属の上司が嫌いだった」とか。いつの間にかGoogleの社員数は1万7000人くらいにふくれあがっており、規模的にもすっかり大企業(ちなみにソフトバンクは連結で1万4000人くらいだそうです)。いろいろあるんでしょうね。

 まだGoogleに掲載されているサンドバーグさんのプロフィールには載っていないゴシップ的な話をすると、2004年に当時Yahoo! Musicの偉い人だったデビッド・ゴールドバーグ氏と結婚しています。ゴールドバーグ氏は2005年、テリー・セメルCEOと喧嘩して会社をやめた、とのうわさ。会社が変わらないなら自分で道を切り開こう、な夫婦かも。

 いまだにNINのアルバムがダウンロードできない澤でした。

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