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祝オスカー獲得の「レミーのおいしいレストラン」ですが

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 Disey/Pixar制作のアニメ「レミーのおいしいレストラン」がアカデミー賞の長編アニメ部門でオスカーをとりました。とはいえ、今年のノミネート作品は「ペルセポリス」と「サーフズ・アップ」とレミーの3本だったので(ペルセポリスはカンヌで高い評価を受けていたものの)、下馬評では当確だったようです。

 それより、ここまで興行成績のよかった作品(封切り当時「ダイ・ハード4.0」を抑えて1位だった)を「長編アニメ部門」という枠に閉じこめておくのはどうなんだろうと思いました。儲かればいいってもんじゃないのでしょうが、内容もそれなりによくできていたと思うし、Blu-ray版じゃないDVDで見ても美しかったし。

 と、思ってアカデミー賞を少しさかのぼって見てみたら、1991年にDisneyの「美女と野獣」が作品賞にノミネートされていたんですね。その後はアニメで作品賞にノミネートされた作品はなく、2001年に「長編アニメ部門」が新設されました。最初の受賞作品はDreamWorksの「シュレック」。この部門ができちゃったので、作品賞のチャンスはなくなってしまったのかもしれません。

 手法だけで分けるのであれば、1995年にノミネートされた「ベイブ」とか2003年に作品賞を受賞した「ロード・オブ・ザ・リング」もほとんどCGだと思うんですけども。

 それよりダニエル・デイ=ルイス様の茶色い靴がおされ、と思った澤でした。

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