猫も杓子もメールもソーシャル
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ニューヨークタイムズに「Yahoo!もGoogleもメールのソーシャルネットワーク化を計画中」というブログが掲載されました。えと、Orcutは? Yahoo Mashは?
ブログによると、両社とも自社のメールシステムとパーソナライズドホームページ(Gmail+iGoogle、Yahoo! Mail+My Yahoo!)を組み合わせてSNS化してしまえ、ということらしい。Yahoo!の方は名付けて「Inbox 2.0」(笑)。いや、笑ってる場合ではなく、たしかにメールをやりとりする相手との関係というのはかなり密度の濃いソーシャルグラフです。メールの往復頻度から関係の強さも測れるし。これを利用しない手はないということですね。
でも正直言ってメールのソーシャルネットワーク化って想像つかないです。GoogleやYahoo!が個人のソーシャルグラフを入手することでなんか広告関係の役に立てるんだろうなーとは思いますが、ユーザーにとってのメリットはなんでしょう。メールをくれた相手のアドレスをクリックするとその人のプロフィールが表示されるとか? 楽しいかなそれ。もっと「なるほどー」なサービスを考えてくれるんだろうと期待したいと思います。
基本的にソーシャル(人付き合いの良い、の意)じゃないのでソーシャル化の流れにいまひとつ乗り切れない澤でした。
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