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「Facebook対その他大勢」感が否めないOpenSocial

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 来週の火曜日、Facebookが広告関係の大きな発表を行う予定ですが、その1日前にGoogleがSNS向け開発環境「OpenSocial」を発表するらしいです(Valleywagほか、いろんな米うわさサイトがこの話題で持ち切り)。OrcutのAPIを公開するといううわさもありましたが、いくらなんでもそれでは弱すぎということだったのでしょう、LinkedIn、hi5、Friendster、Plaxo、Ning、Salesforce.com(え?)、Oracle(ほんとかな?)などがこの環境を使うと表明しているとか。

 Facebookは「API公開→ウィジェット大量発生→ユーザー増加」でおいしい広告媒体に育ったということで、とにかくAPI公開はしなくちゃ、とは思いますが、失礼ながら上記の「Googleとその仲間たち」が束になって「さあどうぞうち用のウィジェットを作り倒してください」と言ってもサードパーティーが乗ってくるのかどうか。だいたい、作ったウィジェットがすべてのSNSでそのまま動くとは思えないのですが、素人考えでしょうか。

 それよりGoogleのいろんなツールを横断するアプリケーションを作れるようなAPIを公開してくれた方が、なんかいろいろ便利なツールが登場しそうで楽しそうなんですけど。そしたらAIMじゃなくてGoogle Talkを、TypePadじゃなくてBloggerを、FacebookじゃなくてOrcutを使うようになるかも。

 Googleにはもっと楽しいことをしてほしいなぁと思う澤でした。

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