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ジョブズ、Lisaの早期購買者に商品券を提供(うそ)

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 Appleのスティーブ・ジョブズCEOはLisaの早期購買者に対し、Apple Storeで使える7000ドルの商品券を提供すると述べた。Appleは1983年1月、9995ドルでLisaを発売し、翌年にはMacintoshを2495ドルで発売した。「Lisaを買ってくれた人たちに、ずっと申し訳ないと思っていたんだ」とジョブズ氏は語った。――って、IT系冗談サイトのBBspotの記事です(digg経由)。

 対象者全員が申し出るとAppleの負担は7万ドルになる、とまで。でも、ジョブズがiPhoneの値下げの際、「テクノロジーってそういうものだ」と言ったのをマリー・アントワネットみたいだと評した人(ミーガン・マッカーシーがValleywagで)がいましたが、かつてのおたくたちは、たとえLisaを買った2カ月後にMacintoshが発売されたとしても、苦情の手紙までは出したりはしなかったと思います。人より数日でも早く先端のおもちゃをいぢれれば満足という狭い客層から、ちょっとかっこいい電話が欲しいと思う普通の人たちへと、Appleの顧客層が変わったということかなと。

 自分が買ったガジェットがすぐに値下げされて、もっといい機種がもっと安く出るというのは、それだけ自分の判断が正しかったということだ、と自分に言い聞かせ続けるのが「テクノロジーっていうもの」だと、わたしもちょっと思っています。だって、あれとかあれとか、ばーんと登場したもののそれっきりになったものに飛びついてたら、その方がちょっとさみしいですし。

 「あれ」にはさすがにリンクをはれなかった澤でした。

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