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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

なまけ者向け書籍検索サイト「lazylibrary」

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 「○○について調べなくちゃならなくて、でもWikipediaじゃ情報量としてちょっと足りない。1冊さくっと読んで分かっちゃうような資料はないかな」というときはlazylibraryにお任せ――。というサービスなんですが(Mashable経由)。

 lazylibraryの検索枠に知りたいコトバを入力すると、関連した書籍がリストアップされます。すべて200ページ以下の書籍だけ、というところがミソ。

Yu_manga


 読者の評価が☆でついているし概要も読めるので、よさげな本があったら「Buy this book」をクリックしてAmazonに直行。入力したコトバに対応する書籍が見つからない場合は「あなたが最初の1冊を書きませんか?」ということで自費出版サポートサイトのLuluに直行。

 CSSとかsubprimeとかmangaとかSilicon Valleyとか入力して遊んでみました。Silicon Valleyはライフスタイルとか起源とかでちょっと面白そうな本が見つかりましたが、mangaはなぜか最初に「セーラームーン」が2冊きて次は「犬夜叉」という不思議なラインアップに。役立てるにはもうちょっと入力方法に工夫が必要かもです(マンガ論を探したつもりなんですが)。

 時間がない人のために割り切って200ページ以下の本だけを紹介する、というのはおもしろい考えですが、それによって切り捨てられる分厚い本が気になってしまう本好きには向いていないかも。

 「manga culture」と入力したら「げんしけん」が出て妙に納得した澤でした。

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