一番怖いセキュリティホールは社員
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というのはよく言われることです(担当しているTechTargetでもよくそうした記事を翻訳してます)。Valleywagによると、ブログサービスのSix Apartで幹部数名の個人情報がUsenetにさらされたもようです。創業者のトロット夫妻も社会保障番号から現住所まで公開されてしまったとのこと。因果関係は確認されていないという注釈つきで、この事件の少し前に、上司の妻と不倫していた同社のエンジニアが退職していたと書いてあります。
Six Apartのサイトでは、CEOのメナさんのブログにもまだ何も書かれていませんが、事実であればそのうち発表があるでしょう。3月に国内で起きた個人情報大量漏えい事件も、「悪意ある」元社員の仕業でした。セキュリティシステムをしっかり構築することは当然必要ですが、一番こわいのは「人」なのだなぁとあらためて思います。
今後ますます会社に必要になってくるのは、技術的能力だけでなく人間的にバランスのいい人材を発掘する目を持った採用担当者と、社員に不満を持たせないようにうまくケアできる総務の存在なのかもしれません。
そうはいっても「不倫はいけません」と注意するのはいやだなぁと思う澤でした。
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