退屈しないイエローキャブ
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ニューヨーク名物イエローキャブ全車両に、乗客用インタラクティブ端末搭載が義務付けられることになりそうです(今日の記事)。負担増とプライバシーの侵害、ということで反対するドライバーさんも多いということですが、乗客にとってはありがたい話です。端末メーカーの1社、TouchTaxiのサイトで写真発見。
この写真を見るとバナー広告が入っているみたいなので、タクシー会社にもそっちからの収益はありそうです。タクシー・リムジン協会のサイトにはビデオでの説明もありました。
現在既に端末付きのタクシーが走っているそうですが、5年前にニューヨークに行ったときは乗り合わせませんでした。運転手さんはバングラディッシュやインドの人が多く、英語が通じないこともありました(わたしのせいかもしれないけど)。まあ、観光だったのでそれもまた楽しかったですが。最後の日、空港までのタクシーではアフリカ系の運転手さんが素敵な民族音楽をカセットで聴いていて、「それいいねー」と言ったら「故郷の音楽だ」(国の名前は聞き取れず)と自慢して、降りるときにそのすりきれたカセットテープをくれたのもいい思い出です。
料金がディスプレイに表示され、チップを自分で指定できると安心して乗っていられるし、道中ニュースを見たりレストランを探したりできるのは便利ですが、運転手さんは自分の好きな音楽をかけることもできなくなるんだろうと思うとちょっとさみしいです。
またニューヨークに行きたい澤でした。
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