サンタさんってボランティアじゃないのか?
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毎年この時期に幾つか登場するサンタさんがらみのニュースは、サンタの衣装代の話とかサンタがブログを書くとか、たいていほのぼのしたものです。
ところが今日掲載のニュースでは「サンタは不法労働者だ」という不穏なもの。今年の夏に不法移民取締強化法を可決したヘイズルトン市では不法移民やその労働を認めない、だからサンタも出て行け! という内容です。
近年のヒスパニック系移民の急増や9.11以降のアラブ系移民への警戒で、米国の移民問題は今年の中間選挙でも大きな争点の1つでした。夏あたりから、New York Timesの「MOST SEARCHED」用語でも、「immigration」は常に上位に入っていました。AOLの2006年検索ランキングでも、ニュース分野の3位に入っています。Wikipediaによると、人口2万3000人弱のヘイズルトン市には1万人近いヒスパニック系住民がおり、そのうちのほとんどが不法移民とみられています。この法令では「移民と知りながら雇ったり部屋を貸したら1000ドルの罰金」とか「市の公用語は英語とし、公式書類は英語以外認めない」という厳しいもの。
このサイトには「For Parents」として子どもたちに移民問題をどう説明すべきかのTIPSが載ることになっているので、しばらくしたらまたチェックしてみたいと思います。
以上、澤でした。
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