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Wechatpayがアリペイを逆転、中国は5年でキャッシュレス社会へ

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 中国の電子マネーによるモバイル決済は日本の100倍以上だよ!! 600兆円だって・・・

 アリペイは全人代の前に「5年でクアッシュレス社会が来る」と言ってるみたいだよ・・・

 そのアリペイもオフライン店舗ではメッセージサービスのWechatpayにひっくり返されたみたいね・・・

 うーむ。中国恐るべし・・・

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<出所 http://home.kingsoft.jp/news/pr/dreamnews/0000136725.html   >

2017年3月24日付の日経紙にも乗っていましたが、中国の電子マネーの利用は爆発しています。全人代(全国人民代表大会・全国政治協商会議)の前、アリペイは「中国は5年でキャッシュレス社会に突入する」と発表しています。中国の調査では約7割のインターネットユーザーが現金は消えると答え始めています。

またライバルのテンセントが展開するメッセージサービスと一体化したWechatpayは2016年、オフライン決済に関してアリペイを抜いたと発表しています。(WeChatの社内全体会議で親会社のテンセントCEO馬化腾氏発言)これを祝ってテンセントは1.1億元の特別ボーナスをWeChatPayの社員に授与しました。

オンラインではアリババや天猫の大口決済があるためアリペイがリードしていますが、オフライン決済ではメッセージサービスと一体化したWechatpayが明らかにリードしています。モバイル決済全体のシェアは50.42%のアリペイ、二位のWeChatPay(Tenpay)は38.12%です。

日経ではWechatpayは中国8.3億人利用(中心はオフライン決済)、アリペイは4億人が利用(オンライン決済に強い)しているとしていますが、Wechatpayは全国合計70万加盟店と連携しています。また中国決済番犬は、Wechatの利用者の31%がWeChatPayを活用しており、その頻度はWeChatPayの月間取引回数が50回を超え、Alipayの5倍になっています。(尚、ブルンバーグの調査では中国のスマートフォン利用者の40%がモバイル決済を実施)

2016年2月にサービスを開始したアップルペイは、料金が高いNFC端末技術を使っている為、ケンタッキーフライドチキンなどアップルペイを活用している店舗でもアリペイ、WeChatPayに押されており、店員がアップルペイの使い方さえ知らないと言った状況が出現しているそうです。その為、利用者の利用頻度も月に一度から月に三度に下がっています。またiPhoneは既に中国では不人気なためシェアも10%以下になっています。アップルペイは完全に負け組です。

既に中国の電子マネーによるモバイル決済は年間600兆円に達し、年間電子マネー決済が約5兆円の日本の約100倍以上の規模になっています。

いずれにしてもスマートフォンでキャッスレス社会を目指す金融先進国の中国にはすっかり水をあけられた日本です。

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