スエーデン中銀が国を挙げて仮想通貨発行へ
えっと スエーデンは国を挙げて 仮想通貨を発行するんだって?
正式な議論をはじめたようだよ・・・決まれば2年以内に中央銀行がEクローネ出すんだって!!
すげー~~~ 世界の最先端だね・・・
でもコンピューター処理としては理想的なキャッシュレス環境をその前に作り上げたんだよね・・
政府や銀行業界のクレジットカードとデビットカード普及と、そのmobile移行で
アップルペイの出番なんかないじゃん!!@@ ^^
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スエーデンのサッカー選手が 笑っていますね ・・・
<出所 BII >
スエーデンが中央銀行による仮想通貨の発行議論を開始し、発行が決定すれば2年以内に仮想通貨を出します。2020年にはキャッシュレス社会に変貌する見込みです。
スエーデン中央銀行= Riksbankが法定通貨クローネに代わる e-kronaを出すべく議論される方向です。
但し、浮浪者のような貧乏人、障害者、高齢者などの社会的弱者に配慮し、完全に紙幣やコインの廃止は当面ないということです。フィナンシャルタイムス紙のインタビューであり、早速、ウオールストリートジャーナル紙も取り上げています。恐らくそうなればデンマークも続きます。
北欧諸国はどうやら先進国の中で初の中央銀行発行の仮想通貨が登場しそうです。
スエーデンは様々な新技術を試していますが、ブロックチェーン方式に落ち着くとみられています。
■ フィンテックを銀行主導で乗り切った国 スエーデン
1960年代に国を挙げて給与の銀行振り込みを実現しました。また1990年代には小切手の有料化により、クレジットカード、デビットカードの利用が急増しています。
既に現金の発行高はGDPの2%、消費に占める現金の割合は2割(日本はそれぞれ10%と80%です)に至っており、2020年には現金の必要量はGDPの0.5%に落ちます。また主要銀行による銀行業界の標準アプリ、Swishアプリは、950万人の人口のうち、約500万人が使っています。全国には1600の銀行支店がありますが、そのうち900は現金を受け取りません。またATMの撤去も進んでいます。
Swishアプリを使えば電話番号指定により送金や支払いができます。(サーバー型電子マネーによるフィンテックのお株を奪っています)
既に現金では地下鉄の切符も買えず、バスにも乗れず、教会の献金の85%はモバイルです。Swishアプリとスクエア型のクレジットカードの利用(izettle、モバイルポス)により、圧倒的な電子決済の中、小売店は現金の受け取りが拒否できます。
クレジットカードの利用が世界一の国、モバイルバンキングの利用も世界トップレベルのスエーデンならば可能なキャッシュレス社会の実現です。
一方ライバルのデンマークの MobilePayは5.6百万の人口に対し、3百万人が利用しています。デンマークでも小売店による現金受け取り拒否法は議会を通過しています。
■ 仮想通貨で何を狙うか
キャッシュレス社会を仮想通貨で実現すれば社会全体の効率化に加えて、金融サービスが効率化します。次にマネーロンダリングや賄賂などの社会的不正がなくなり、タンス預金がなくなり、中央銀行などによるお金の管理が透明化されます。
キャッスレス社会、仮想通貨の導入の環境がサーバー型電子マネーなしにデビットカード化とクレジットカードの利用、それらのモバイル移行で整ったスエーデンやデンマーク例でした。
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★★ America has the technology to go cashless, but nobody trusts it enough to use it
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★★ SEQR